Revue Faire 53
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Revue Faire 53

Editions Empire
¥4,180(税込)

フランスのグラフィックデザイン専門誌。本誌は、ヨーロッパ全体、殊にフランスにおいて、グラフィックデザインの形態と活動にまつわる分析に特化した批評的な刊行物が少ない現状を嘆き、鑑みて作られました。グラフィックデザインスタジオ「Syndicat」と出版社「Empire」を主宰するデザイナー・デュオ、サシャ・レオポルド(Sacha Léopold)とフランソワ・ハーヴェゲール(François Havegeer)によって創刊、15冊を1シーズンとして発行しています。

本号では、グラフィックデザインにおけるイコノグラフィー(図像学)について特集しています。

現代のグラフィックデザイナーたちが、いわゆる図像画家たちが前世紀の初めにグラフィックデザイナーからすでに奪い返した図像表現の灯火を、その文化や技術と共に再び掲げようとするとき、何が起こるのだろうか?ーティエリー・シャンコニュ(Thierry Chancogne)

シーン1:画家かつ図像学者である人たちは「どんな主題もドローイングによって描写する」。スタジオで、あるいは自然を直接観察しながら、対象に基づいてイメージを制作する。彼らはすでに、ドイツ人美術史家であるエルヴィン・パノフスキー(Erwin Panofsky)が図像学と呼んだ活動に従事していた。

シーン2:画家かつ図像学者である人たちは、絵画や写真、あるいはエクフラシス、絵画の言語的描写といった別のイメージや比喩的テキストに基づいてイメージを創造する。つまり、イメージを流通させる主要な手段の一つは、可能な限り完全なテキストによる表現や描写であった。

シーン3:画家かつ図像学者である人たちに限らず、アーティストたちは既存の「既成」イメージを選び取る。そうすることで、アーティストは多様なイメージに関わる職業群の一員となる。アーティストは一種の司書、キュレーター、芸術監督、編集者となる。つまり、タイポグラファーやグラフィックデザイナーが長年主張してきた、イラストレーションの古い伝統を再生する本質的な手段に沿った図像学者となる。

シーン4:では、現代のグラフィックデザイナーたちが、いわゆる図像画家たちが前世紀の初めにグラフィックデザイナーからすでに奪い返した図像表現の灯火を、その文化や技術と共に再び掲げようとするとき、何が起こるのだろうか?

ページ: 96
サイズ: 215 x 297 mm
フォーマット: ソフトカバー
言語: 英語、フランス語
刊行年: 2025
出版: Editions Empire

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