45 Symbols—Clay to Code
リサーチの成果や個人的な経験、複雑な概念を、どのように簡潔なビジュアル・アイデンティティへと翻訳できるのか。
本書は、この問いに対し、アーティストやデザイナーがどのように体系的な視覚言語を構築しているのかを検証します。その着想源となっているのは、約3700年前に作られ、いまだ解読されていない遺物「ファイストスの円盤(Phaistos Disc)」であり、そこに刻まれた45の記号です。収録された作品は、個人的な物語から地球規模のテーマまで横断しながら、独自の視覚的文法がいかに形成されうるかを示しています。
10年以上にわたり国際的に展開されてきたデザインセミナーシリーズ「The Phaistos Project—Forty-five Symbols」は、公募、ワークショップ、展示、リソグラフ印刷による出版物などを通じて、グローバルなコミュニティへと発展してきました。本書には、その協働的な取り組みの成果として、2000点以上の記号が収録されています。これは単なるアーカイブにとどまらず、集団的な実験や大胆なビジョン、そして異文化間の対話の実践を示す記録でもあります。
収録内容は、以下の5つのテーマに沿って構成されています。
1. 日常の痕跡、物質文化、家庭的アーカイブ
2. 惑星的表層、風景としてのアーカイブ、人新世のエコロジー的記憶
3. 言語の政治性、プロテストの記号、集合的変容
4. 文化的スクリプト、精神的コード、視覚的アイデンティティ
5. 想像的アルファベット、言語の流動性、未来のアーカイブ
本書は、視覚的ストーリーテリングやドキュメンテーション、内省の実践におけるスキルを養うための具体的な手がかりを提示すると同時に、体系的で独自性のある表現へとつながる思考を促すことを目指しています。
ページ: 320
サイズ: 210 x 280 mm
フォーマット: ソフトカバー
刊行年: 2026
言語: 英語
出版: Slanted Publishers
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